今すぐ予約する ▶︎

【メンズ髪型】パーマをかけて失敗しないためにお断りする4つのケース

掲載雑誌のページ

パーマをおかけになって失敗したなって思われたことはございますか?

boucleでは、お客様がパーマをおかけになった後に「やっぱりかけなきゃ良かった」と思われないようにお断りさせていただくことがございます。

パーマをかけることを楽しみにいらして頂いたお客様に酷なことをお伝えすることにはなってしまうので、事前にご説明が出来ればと思いブログを書きました。

・ダメージが大きい
・毛先の削ぎが多い
・クセ毛の方でご自身のクセよりも緩いパーマをかけたい
・縮毛矯正の履歴がある
この4つが最近多いお断りする理由です。

何故お断りさせていただくのか、其々に詳しく説明していきますね。

このブログは以下の方に向いています。
・パーマをかけたいけれどダメージがあってかけられるのか知りたい
・パーマをかけたいのにお断りされてもやもやしている方
・クセ毛でもパーマをかけて良い感じになるのか知りたい
・縮毛矯正の履歴があるけれどパーマをかけられるか知りたい

メニュー

①パーマをお断りさせていただく判断基準
②ダメージが大きい方
③毛先の削ぎが多い方④ご自身のクセよりもゆるいパーマをご希望の方
⑤ストレートパーマが毛先に残っている方
⑥まとめ

①パーマをお断りさせていただく判断基準

判断基準は「費用対効果」です。
カット+αのお金が発生するので、パーマをかけることでかっこよくなれたり、可愛くなれたり、スタイリングがやり易くなるなど何でもいいのですが、料金に見合う対価が得られることが大事です。

それが見合わないとお客様ご自身がおうちに帰ってからモヤモヤした気持ちになってしまい、パーマをかけなかった方が良かったと思われてしまうと思います。

それなので費用対効果が低いと判断した時や逆に悪くなる場合はお断りさせていただいています。

②ダメージが大きい方

ダメージが大きい場合の問題点は2つ。
・さらなるダメージで髪の毛がバサバサになる
・パーマのかかりムラ(全体)
ただでさえ傷んでいる状態なのにパーマ液をつけてしまうとダメージが更に進行してしまいます。
それにより髪の毛が濡れているときはまだしも、少しでも乾くとバサバサになってしまい手が付けられなくなります。
特に毛先には多くのダメージが蓄積されているので、最悪ちぎれてしまうこともあるでしょう。
そして髪の毛のダメージ具合はは、部位によって違うケースがほとんどです。
それによりすごくかかってしまったり、逆にまるでかからずにばさばさになってカールすらつかないケースが出てきます。

特にブリーチカラーをなさっている方の場合、何回か重ねてブリーチをなさった方や色素の薄いハイトーンカラーの方は難しいケースが多いです。
髪の毛がしっかりしている方にはブリーチをしている方でも、1回しかブリーチをしていない方(1回のブリーチでも複数回薬を重ねている場合はNGのケースも)はかけられることもあります。
担当美容師さんにご相談なさると良いと思います。

またパーマがお好きで繰り返しパーマをなさっている方も同様です。
短いスパン(例えば1ヶ月毎とか)でパーマを繰り返すとダメージが毛先だけではなく根本近くまで蓄積してしまうこともあり、カット後の毛先の状態によっては根本と毛先でのかかりムラにつながる可能性が高いのでお断りさせていただくこともあります。

ブリーチなどでダメージが大きい方への対応の仕方ですが基本的にダメージがある毛先をカットさせていただきながら、ダメージがある部分が無くなるまでお待ちいただいています。
当日にどうしてもパーマをおかけになりたい場合はご希望スタイルよりも短めにスタイルチェンジをお願いしています。
また、パーマをおかけになる頻度が高い方はパーマが残っているケースが多いので、残っているパーマを活かしたスタイル提案をさせていただくことも多いです。

③毛先の削ぎが多い方

毛先の削ぎが多い方も根本と毛先のかかりムラに繋がります。

毛先がたくさん削がれているということは、毛先と根本で髪の毛の量が変わると言うこと。
当然、パーマは太い毛束より細い毛束の方が強くかかります。加えて根本より毛先の方がダメージがあるのでかかりやすい。

それにより
根本に合わせる➡毛先は強くかかる
毛先に合わせる➡根本は緩くなる
というジレンマに陥ります。

最近では良い薬剤や処理剤もたくさん出て来ていますが、薬剤や処理剤で調整するにしても限界が出てきてしまいます。
特にゆるめのパーマをご希望の方は更に難しいです(泣)
このように限界を超えてしまった方もお断りさせていただいています。

このように削ぎの多い方に関しては、軽くなり過ぎた毛先をカットして短めのスタイルになさるか、パーマをかけるのを先送りにして、削ぎ過ぎた部分が少なくなるまでカットだけで調整することが多いです。

判断に関しては、お客様ご自身で削ぎ具合の判断は難しいと思いますので担当美容師さんにご相談なさると良いと思います。

特に髪の毛の量が多かったり、太くて立ち上がりやすい方などは毛先をたくさん削がれることが多いと思いますので、パーマに興味が出てきた段階で早めに美容師さんに相談すると調整してくれることでしょう。

④ご自身のクセよりも弱いパーマをかけたい

このケースはクセ毛の方になりますね。

結論から言うと普通のパーマ液で強いクセを緩くすることは残念ながら不可能です。

クセ毛にストパーや矯正をおかけになった方であればお分かりになると思いますが、普通のパーマ液よりも強い薬を使った上で、更にアイロンを入れて初めてクセを伸ばしきれます。
それなので普通のパーマ液ぐらいではとてもじゃないですが太刀打ちできないのです。

そういう方にはクセ毛を生かしたスタイル提案やスタイリングの方法をご提案しています。
クセ毛の方は濡れているときのニュアンスが良い感じになっている方がとても多いので、濡れているときをそのまま固定するようにデュヒューザーを使ったスタイリングがマストだと思います。

関連動画:濡れ髪をそのまま乾かす乾かし方

⑤縮毛矯正の履歴があって毛先に残っている方

最後は矯正の履歴があって、まだ毛先にストレートの部分がのこっている方です。

このような方は矯正部分がきれいにかからないケースが多く、コントロールしにくいのです。
髪の毛をアイロンの熱に晒されると髪の毛のたんぱく質は変性してしまいます。その状態にパーマをきれいにかけるには熱処理のできるデジタルパーマなどを使うことがベストになります。

boucleではデジタルパーマを取り扱っていないので、どうしてもという方には取り扱いサロンに行かれることをお薦めするか、毛先のストレート部分が影響ないくらいカットするまでお待ちいただいています。

⑥まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

初めにお伝えしたように、パーマを楽しみにいらしたお客様にパーマをお断りすることは本意ではありません。
ですが、髪の毛の状態を考慮して、パーマをかけて結果が伴わないケースがあり、パーマをかける以外でも現状よりも良いスタイルにできることを模索していくことが僕らの仕事だと思っています。

上記のお断りするケースに該当する方は、悩みを担当美容師さんとじっくりお話しされることをお薦めします。たくさん相談していただければいただくほど僕らもたくさんお答えができると思います。

ありがとうございました。

関連動画

CONTACT